ヴィオラ・ダ・フェリチタ

ヴィオラ・ダ・フェリチタ Viola da felicità 〜幸福のヴィオラ〜は、クラシック音楽、古楽、そしてジャンルを問わず私の思うがままに、気になる演奏会をご案内していくページです。

夜分失礼いたします。今回は、ヴィオラ・ダ・フェリチタ番外編といたしまして、「フェリチタの中の人」こと福田久子が所属しております、アンサンブル・クレイオの演奏会のご案内をさせてください。【アンサンブル・クレイオ第9回定期演奏会】〜バッハの遺産...
14/05/2026

夜分失礼いたします。
今回は、ヴィオラ・ダ・フェリチタ番外編といたしまして、「フェリチタの中の人」こと福田久子が所属しております、アンサンブル・クレイオの演奏会のご案内をさせてください。

【アンサンブル・クレイオ第9回定期演奏会】

〜バッハの遺産と古典派の萌芽〜

今回のアンサンブル・クレイオのメインプログラムは、待望のブランデンブルク協奏曲第1番❗️岡山近郊のアマチュア団体でこの曲が演奏できるなんて、こんな機会は滅多にないので弾く側もワクワクが止まりません☺️ぜひこの機会をお聴き逃しなく‼️

他にも、バッハののちに繋がる作曲家たちの珠玉の曲を集めました☺️モーツァルトの爽やかな交響曲に続き、大バッハの息子であるJ.C.バッハ作曲のファゴット協奏曲。そして、モーツァルトの手により編曲されたバッハの平均律クラヴィーア曲集の弦楽四重奏版。まさに古典派の萌芽を感じさせるなかなかオツなプログラムとなっております❗️

初夏のひとときを、ルネスホールでお楽しみください😊

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2026年6月6日(土)
開場17:30 開演18:30
ルネスホール(岡山市北区内山下1-6-20)

出演:アンサンブル・クレイオ
   指揮 櫻井茂

一般前売2000円 当日2500円
高校生以下 500円
ルネスメイト 前売1500円 当日2000円

※チケットのご購入は、福田にメールでご予約いただくか、チラシに記載のプレイガイド、または電子チケット(teket)でもご購入いただけます。

【20260424 雄弁に語る管楽器 ヘンデルを魅了したオーボエ ~レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ~】 去る4月末、レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウの3人の名手が、岡山に熱い演奏を届けてくださいました。 三宮正満さん、森綾香さ...
04/05/2026

【20260424 雄弁に語る管楽器 ヘンデルを魅了したオーボエ ~レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ~】

 去る4月末、レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウの3人の名手が、岡山に熱い演奏を届けてくださいました。
 三宮正満さん、森綾香さんのバロック・オーボエ2本と、それを田中孝子さんのヴィオラ・ダ・ガンバ1本の通奏低音で支えるという、小回りを重視しつつ意欲的な編成は、すでに昨年のアンサンブル・ヴィン・サントで拝聴していましたが、今回は会場のルーテル岡山教会の規模ともベストマッチしていて、3人とは思えぬ抱擁感に包まれた2時間でした。

 実は今回、私の不手際で開始時間を遅らせる穴埋めを、出演者にフォローしていただくというあり得ない事態となってしまいました。しかし、ヘンデルのObソナタを初合わせで見事に聴かせてくださり、思いがけないプレゼントをいただいた形になりました。
 演奏会本編の完成された作品を聴くのはもちろん素晴らしいことですが、プロの初合わせの演奏を聴く機会は通常はないことです。まずは互いの音楽性をぶつけ合い、相手の出方によってそのあとの進め方を調整していく過程は、ジャズにも通ずるものがあり大変刺激的でした。(とはいえオーガナイザーとして致命的なミスをしてしまい、深く反省しております。。。)

 さて、今回のプログラムはあえて、ヘンデルの器楽曲は取り上げず、オペラやオラトリオの作品から三宮正満さんにより選び抜かれた歌の名曲を器楽で演奏するというコンセプトでした。まさに「雄弁に語る管楽器」としてのオーボエの魅力が詰まった、ここでしか聴けない貴重なプログラムだったと思います。messa di voceを駆使した伸びやかなオーボエの音が2本重なることで、聴衆が思わず身を乗り出す、あるいは息を呑むような効果をもたらされました。
 三宮正満さんが率いるこのトリオの特長として、曲の解説が非常に面白く、当時の作曲家や演奏家の立ち位置などを教えてくださることでより一層、当時の様子を想像しながら聴くことができました。三宮さんのオーボエはなんと、300年前に作られた本物のオリジナル楽器とのこと。当時の音色がそのまま聴ける贅沢を味わいました。
 そんな中、ガンバを練習中の私としましては、Ob2本が自由に歌える曲の雰囲気作りから音楽の進行具合まで、まさに手のひらの上で音楽を自在に操っている感のある田中孝子さんの通奏低音の素晴らしさに、圧倒されました!ただただ勉強になりました。ヴィオラ・ダ・ガンバって、素敵な楽器ですねえ~

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 打ち上げは表町のPadangPadangで。いつもながらおいしいお料理と、赤ワインのサービスまでいただいて、大満足でした。
 今回の演奏会は、来年の2027年2月4日(木)の、東京オペラシティでの「100人の王宮の花火の音楽」に向けての前哨戦ともいえるツアーでした。こちらもとても楽しみです!

【20260312 上尾直毅・荒木優子 ヴァイオリンとフォルテピアノによるハイドン・モーツァルトの響き】 過日3月12日、フォルテピアノを味わいつくす演奏がルーテル教会を満たしました。 上尾直毅さんのフォルテピアノ独奏が2曲、それにバロック...
29/03/2026

【20260312 上尾直毅・荒木優子 ヴァイオリンとフォルテピアノによるハイドン・モーツァルトの響き】

 過日3月12日、フォルテピアノを味わいつくす演奏がルーテル教会を満たしました。
 上尾直毅さんのフォルテピアノ独奏が2曲、それにバロックヴァイオリン荒木優子さんが合わさってさらに2曲でした。やはり、というかこんなにも、というか、古楽器たちはなんと雄弁なのでしょうか!

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 コンサートは、お二人による楽器の紹介から始まりました。ピアノの調律のことを「食事が年一回でよい」、フォルテピアノのそれは「弾くたびに毎回ご飯をあげないといけないので大変」と、ユーモラスな語り口で楽器の特性について説明くださいました。そのせいもあって、いっきにフォルテピアノが生き物のように愛おしく感じられました。
 プログラム前半はハイドンのヴァイオリンソナタト長調、そしてフォルテピアノ独奏によるハイドンの交響曲第73番「狩」でした。個人的に、ハイドンは大好きな作曲家です!その朗らかな曲調や、後の世代の作曲家につながる様々な新しい試みが随所にちりばめられているところが魅力なのですが、ハイドンが新しいフォルテピアノという楽器に夢中になってあれこれ試してみたのだろうことが伝わる2曲でした。
 まずはヴァイオリンソナタの息の合った演奏に、大感激!荒木さんがおっしゃっていたように、フォルテピアノとバロックヴァイオリンの相性は抜群でした。いえ、というより、上尾さんと荒木さんだからこその妙技といえるでしょう。デュオというのはテンポを合わせるにあらず、音楽の解釈を合わせるものだという当たり前のことを体現されておられました。またフォルテピアノの、弦の振動を感じさせる音色がヴァイオリンをうまく包み込んで、一体感をさらに増しているように感じました。
 シンフォニーは、上尾さんの編曲により交響曲を丸々一個ピアノ独奏で表現するという大胆にも思える試みですが、フォルテピアノのさまざまな質感の音により、オーケストラの奥行きとサウンドが感じられました。想像ですが、上尾さんもハイドンが大好きなのではないでしょうか?ハイドンへの愛とリスペクトが感じられる素晴らしい名演でした。演奏開始前の解説もかなり面白かったのですが、長くなりすぎるので残念ですが省きます。

      ***

 演奏会後半はモーツァルトです。あまりにも有名なピアノソナタイ長調「トルコ風」を、当時のフォルテピアノで聴くという贅沢でした。タッチによって様々な音色が表現できるこの楽器に出会ったからこそ、「トルコ風」をはじめとする素晴らしいピアノ曲が生まれたのだなあと思うと、歴史の不思議を感じつつその出会いに感謝したい気持ちになりました。そして最後は再び荒木さんのヴァイオリンが登場し、モーツァルトのヴァイオリンソナタト長調。ハイドンとはまた違う叙情的な曲調で、フォルテピアノとヴァイオリンがよりソロ楽器としての役割に移行しているように感じました。荒木さんの計算され尽くした弓さばきは、まるで管楽器における息づかいのよう。こちらの呼吸もおのずと演奏に同調してしまいます。お二人のデュオ曲を、もっと聴きたかったなぁ~
 アンコールはトルコマーチを、荒木さんのヴァイオリンと、ここにきてやっと登場した太鼓とシンバル(上尾さんが足で演奏!)が加わって、華々しく楽しく演奏していただきました!まさに極上のデザート!ブラボー!

      ***

 フォルテピアノの魅力がたっぷりと感じられた素晴らしい演奏会を、昼夜2回も公演してくださり、岡山の聴衆を魅了してくださったお二人には、感謝の気持ちでいっぱいです。ぜひまた、岡山にお越しいただきたいと思います!
 打ち上げで、ハイドンへの想いなどをいろいろ伺いたいと思っていたのに、なぜかあらぬ方向の映画の話などで盛り上がってしまい、伺えずじまいでした💦翌朝早いとのことで駆け足の打ち上げになってしまいましたので、次回は落ち着いて岡山の味を堪能していただければと思います☺️その意味でも、岡山再上陸、お願いいたします‼️

【いよいよ本日❗️フォルテピアノ演奏会】搬入、終わりました❗️岡山は、からりと晴れ上がったいい天気です☀️ルーテル教会にぴったりな、フォルテピアノの素朴な響きとガット弦との調和を、お楽しみください☺️~ヴァイオリンとフォルテピアノによる~ハ...
12/03/2026

【いよいよ本日❗️フォルテピアノ演奏会】

搬入、終わりました❗️
岡山は、からりと晴れ上がったいい天気です☀️

ルーテル教会にぴったりな、フォルテピアノの素朴な響きとガット弦との調和を、お楽しみください☺️

~ヴァイオリンとフォルテピアノによる~
ハイドン・モーツァルトの響き

荒木優子(ヴァイオリン)
上尾直毅(フォルテピアノ)

2026年3月12日(木)
昼の部:開演 14:00 (開場 13:30)
夜の部:開演 18:30 (開場 18:00)
日本福音ルーテル岡山教会(岡山市北区広瀬町3-13)

<プログラム>
J. ハイドン
/交響曲第73番 ニ長調「狩」 Hob.I : 73
(鍵盤楽器独奏用編曲版)
W. A. モーツァルト
/ヴァイオリンソナタト長調 KV. 379 (373) [1781] 他

チケット(昼・夜の部共通)
 一般:前売 4000円 当日 4500円
 学生、75歳以上:前売 3000円 当日 3500円
 チケットお申し込みフォームURL  https://forms.gle/UG9cSiauiCFT3PsP8

チケット取扱:
 アルテゾーロ・クラシカ 086-224-6123 ※2/12より
 ぎんざやプレイガイド 086-222-3244 ※2/12より
ご予約・お問い合わせ:
 ヴィオラ・ダ・フェリチタ 福田 090-1331-7426 [email protected]

【レミマリデュオ 2挺のヴァイオリンで広がる小宇宙】 過日1/17、ルーテル岡山教会で、バロックヴァイオリン2挺のちょっと珍しいコンサートが開催されました。単一楽器、しかも高音担当のヴァイオリン2挺で、これほどまでに豊かな世界が広がるとは!...
26/01/2026

【レミマリデュオ 2挺のヴァイオリンで広がる小宇宙】

過日1/17、ルーテル岡山教会で、バロックヴァイオリン2挺のちょっと珍しいコンサートが開催されました。

単一楽器、しかも高音担当のヴァイオリン2挺で、これほどまでに豊かな世界が広がるとは!正直、良い意味で全く裏切られました。
レミマリデュオによって、また好きなジャンルが1つ増えました。

   ***

ヴァイオリン二重奏というジャンルは、18世紀前半の短い期間にフランスで花開き、多くの作品が作られたそうです。嬉しいことに、知らない作曲家の作品が大半でした!ルクレールはかろうじて知っていたものの、J.オベール、ラベ・ル・フィス、T.ボルテ、N.シェドヴィル、ギニョン…。今回のテーマである、「楽しませる」「優雅な」という語源のギャラント様式が華やかなりしころの、キラキラした曲や作曲家にたくさん出会うことができました。

私が印象的だったのは、J.P.ラモーのオペラを題材に、ラベ・ル・フィスが2挺のヴァイオリンの練習曲として編曲した、「オペラ・エールの組曲」です。堂々としてさまざまなモチーフがちりばめられたOuvertureに続き、ポロネーズ、メヌエット、ジーグなどのモチーフの小品が続き、最後はシャコンヌ!ヴァイオリン二重奏でそれぞれの曲の性格を見事に表現し、聴く人を飽きさせない見事な演奏でした。

大橋麗実さん、鳥生真理絵さん、ともに実力派のヒストリカル・ヴァイオリン奏者でいらっしゃいますが、お二人とも立体的な表現がすばらしい!
音量やヴィヴラートに頼るモダン楽器のアプローチとは一線を画していて、ガット弦の倍音による豊かな響きを駆使し、装飾音符で音楽を彩っていきます。その巧みさといったら!
そしてそのふくよかな表現が互いに絡まることで、聴く人をすっぽり包み込む小宇宙が展開されます。そうか、これが「音の戯れ」か。そこには、ヴァイオリンの華やかなイメージのなかにも、禅問答のような「問い」と「答え」がありました。
聞けば麗美さんと真理絵さんは、奏法や装飾の付け方、解釈の仕方など、違う部分が多々ありつつも、それを歩み寄らせるプロセスを楽しんでおられるようです。違いがあるからこそ、世界がより広がっていくこともあるのでしょう。生真面目で修道士のような趣のある真理絵さんと、本場フランスで学ばれ、音色にもチャーミングさ溢れる麗美さん、そんな魅力的なお二人で構成されたレミマリデュオ。ぜひ今後も岡山で定期的に演奏会を開催していけたらと思っています。もっともっといろんな曲を知りたい!聴きたい!!

 ***

今回、新たな試みもありました。お二人のご協力で、サロン風な客席の配置を実現しました!なんと曲の合間に移動しても良い、奏者の後ろから聴いても良い、お好きなところでどうぞ!という、大サービスをしていただきました。弦楽器奏者としては、右手の動きを背後から見れるのはなかなかのお得感!ご来場の皆様にも、いつもと違う楽しみ方を体験していただけたかな、と思います。麗美さん真理絵さん、ありがとうございました!

終演後、お時間ある方々とともに催した茶話会も、なかなか面白かったですね☺️

住所

岡山県高梁市柿木町20-1 2階
Takahashi-shi, Okayama
716-0028

ウェブサイト

アラート

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