21/08/2026
【Why 姿造り】
ぎょぎょたく活動の中で、
「なんで姿造りを作るようになったんですか?」
と、よく聞かれます。
今日はそのお話。
約10年前。
僕は「素潜りキャンプ」にハマっていました。
いわゆるスピアフィッシング。
テントを設営したら、すぐ海へ。
潜って、突いて、休んで、
また潜って、突いて。
巨大なモリを持って海に入り、
水中で魚と対峙する。
魚を突いた瞬間の
アドレナリンはなかなかのもので、
めちゃくちゃ興奮します。
楽しい。
ただ、めちゃくちゃ疲れる。
真夏でも海の中にいると体温を奪われるし、
陸に上がるころにはヘトヘト。
しかも、
最初に突いた魚はすでに悪くなってる。
海水を飲んで食欲もない。
せっかく獲った魚を、
自分で食べきれずに無駄にしてしまうこともありました。
そんなある日、
とある島キャンプでクエを突くことができました。
これは自慢したい。
せっかくのクエなので、
「クエだ!」と分かるようにしたい。
そこで、
おもちゃみたいなナイフを使って、
見よう見まねで姿造りを作りました。
もちろん、
今見るとかなり雑で下手くそです。笑
でも、キャンプ仲間は大喜び。
「うまい!」「すごい!」
「めちゃくちゃ美味しい!」
と言いながら、
あっという間になくなりました。
そこで思いました。
これだ💡
自分は食べられなくても、
綺麗に切って盛れば、
誰かが喜んで食べてくれる。
だったら、
魚をちゃんと捌けるようになろう。
綺麗に刺身を作れるようになろう。
そして、
みんなに食べてもらおう。
これが僕の「魚を捌く」の始まりです。
そこからは練習の日々。
長浜鮮魚市場の市民感謝デーに行って、
魚をたくさん買って。
妻、当時は彼女ですが、
友達にもたくさん食べてもらいました。
刺身を出すと、
みんな喜んでくれます。
「美味しい!」
「これ何の魚?」
そんな反応が嬉しくて、
また魚を買って、捌いて。
少しずつ、
魚を捌くことが上手くなっていきました。
今でも思います。
魚を捌く技術って、
自分のためだけじゃないんですよね。
誰かに食べてもらって、
「美味しい!」って言ってもらう。
そのために練習するから、
もっと上手くなれる。
僕にとって姿造りは、
魚を綺麗に見せるためだけの技術じゃありません。
魚を獲ってくれた人がいて、
その魚を食べる人がいて。
その間に自分が入って、
一匹の魚を「人が喜ぶ一皿」に変える。
それが、
僕が今でも魚を捌き続けている理由です。
あのときのクエがなかったら、
今の「ぎょぎょたく糸島」はなかったかもしれません🐟
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#写真は10年前の若かりし頃
10年前。ぎょぎょたく生まれて初めての姿造り
また行きたい、いつでも行きたい最高の海キャンプ✨